互いに勝手知ったる地元ならではの関係性
23歳で建売住宅を購入し、二人の息子さんを育ててきたNさんご夫妻。18年の間に子どもたちはどんどん大きくなり、住宅のリフォームや増築を2回行いました。「いつの間にか子どもたちはすっかり大人になってしまい、見慣れたわが家がなんとなく手狭に感じました。そろそろ住み替え時かなとふと思いました」とNさん。
これからの夫婦の暮らし方を考え始めた時、タイミングよく地元の石塚建設が完成見学会を開催。「中古住宅のリフォームか、新築か」と迷っていたご夫妻は、会場を訪ねて石塚和喜社長に相談しました。「石塚さんの家とうちの子どもは同級生。ママ友でもあった石塚社長の奥さんが、長い目で見たら新築とアドバイスしてくれたこともあり、新築をお願いしました」と、奥さん。
根室で度々完成見学会を開いていた石塚建設は、建物がモダンでおしゃれと地元でもこだわり派の人たちに人気の工務店。ご夫妻もよく足を運んでいたそうです。「石塚さんがどんな家をつくっているのかよく知っていましたので、僕らのイメージどおりの新居を必ず実現してくれると思っていました」。
気配りのある調整で納得のプランニング
Nさんが思い描いていた新居は、黒を基調にしたシックで大人っぽい空間。片や、奥さんは白を基調に、アンティークテイストをアクセントに加えた大人かわいい住まいにしたいと考えていました。ご夫妻の黒白つけられないリクエストに、石塚建設はそれぞれの好みを反映した個別のくつろぎゾーンを設けたプランを提案しました。「奥さんはキッチンまわり、仕事で多忙なNさんはリビング。それぞれの希望しているイメージで内装を仕上げつつ、住まい全体が調和のとれた印象になるようデザインしました」と、石塚社長。
施工中も、Nさんと奥さんが喜びそうな家具や内装材を見つけると、その都度、新しい提案をしていったそう。また、奥さんがイメージしていたアンティークな雰囲気のキッチンを演出するため、石塚社長自ら家具の造作も行いました。「自社施工なので、工事が始まってからも細かな調整、確認ができるのもうちの強みです。希望に最大限に沿いながら、コスト管理も徹底できるので『お値段以上の家づくり』ができるのだと思います」と、石塚社長はにこやかに語ってくれました。
美しさと暮らしやすさを兼ね備えた理想の家
2017年5月に完成した新居で、Nさんを最も喜ばせたのが間接照明を採用したリビングでした。「夜8時半から10時までが、この家での俺の時間。落ち着いた雰囲気のリビングで晩酌をしていると、本当に安らぐんです」。白を基調にフレンチカントリー風のインテリアでまとめたダイニング・キッチンに、奥さんも大喜びです。「かわいいだけじゃなく、換気扇の取り付け位置を低くしてくれたので、掃除がしやすいです。玄関ホールから水まわり、ダイニング・キッチン、リビング、寝室が回遊動線で結ばれていて、家事効率も抜群です。共働きなので、とても助かってます」。
効率の良い空間レイアウトと動線は、ワンフロアで生活することも可能にします。また、玄関アプローチはスロープ、室内もバリアフリー仕様。高断熱・高気密なソトダン21工法を採用し、計画換気が施されているので1・2階に設置したFF式ストーブの熱が建物全体に行き渡ります。「僕らの先々を見据えたさりげない配慮も隅々にまで行き届いていて、心もほっこり温かくなります。石塚さんのおかげで良い家ができました」と、Nさんは満足そうに話してくれました。