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黒を基調にしたキッチン。木目調のクロスを貼った下がり天井と、構造柱を生かした段違いの飾り棚が効いている
キッチンからユーティリティ・浴室へとつながる動線。洗面室からは玄関にも抜けられるようになっている
小上がりはロールスクリーンで仕切れば個室に。420㎜と段差を高めにしたのは、腰かけやすくするため
畳敷きの小上がりで談笑するHさんご家族と瀧本ホームの瀧本社長(左)
ユーティリティ近くの壁には折りたたみ式の作業台を設置。アイロンがけや服の折りたたみはこちらで
LDKはコンパクトながら仕切りをなくして開放的に。細部まで計算されたサイズ感がすっきりと見せるコツ
階段部分の壁の高さはテレビの高さに合わせて設計。すっきりとしたラインで納まりがよい
床下空間や壁の中に空気を回して全館空調するシステムを採用。2階は天井の吹き出し口から空気を室内に放出
1階は床のガラリから暖かく新鮮な空気を室内に取り入れる。年間を通して一定の室温を保てる仕組み
2WAY動線を備えた玄関。土間には自転車も入れられるゆとりをもたせた
カーポートを設えた外観は印象的なツートンカラー

納得のいく住宅性能と
理想の空間を手に入れました

札幌市 / Hさん宅

家の性能も勉強し挑んだ工務店探し

 集合住宅に暮らしていたHさんご夫妻。子どもが産まれたのをきっかけに、これから暮らす「家」について考えました。その結果、家賃を払い続けるよりも、自分たちらしい家を建てようと決意したのです。

 多くの人がそうするように、まずは大手ハウスメーカーのモデルハウスを見ることから情報収集を始めたというHさん。しかしどれもピンときませんでした。

 住宅に関する知識はなかったHさんですが、何軒も巡るうちに気づいたことがあります。「価格が安い家には理由があるんだなと思いました。住宅性能が低くてランニングコストが高かったり、間取りの使い勝手が良くなかったり、内装の素材のランクがちょっと下だったり。そこで住宅性能や構造のことも含め、家づくりのことを改めて勉強して、工務店探しをしたんです」。そんな中、知人に紹介されて出会ったのが瀧本ホームでした。

データに基づいた性能ときめ細かな提案

 瀧本ホームでは、高断熱・高気密を大前提に、その性能の高さを示すUA値やC値などのデータや、光熱費などのランニングコストについてなど、Hさんが知りたかった詳しい情報を包み隠さず教えてくれたことに、まず信頼を覚えたといいます。長期優良住宅や北方型住宅を手がけ、性能面や省エネの点でも高く評価される家づくりを行っていることも後押しとなり、新築をお願いすることに。

 Hさんが望んだ、どの部屋も暖かく、末長く快適に便利に暮らせる新居が2022年夏に完成。1階はLDKのほかに小上がりがあり、キッチンからユーティリティ、玄関まで回遊式動線を備えています。多目的に使える畳敷きの小上がりには、瀧本ホームからの提案であえて420の段差をつけました。「足腰が弱ったときに、畳に座って立ち上がるよりも、腰かけて上がり下りができるほうが体に楽だと教えてもらい、なるほどと思いました」とHさん。

 これもユニバーサルデザイン住宅の実績を持つ工務店だからこそ気づく視点です。さらに小上がりの下には大型収納を設け収納力をアップしました。

均一な暖かさが嬉しい省エネにも貢献する家

 設備面で特徴的なのが、全館空調システムです。メイン暖房は土間パイピングによる床暖房ですが、中間期と夏は、エアコン1台による全館空調で暖冷房を行っています。暖房は床下の空気を暖め、壁の中を循環させてガラリや天井の吹き出し口から放出する仕組みです。「暖かい空気で室内を包むような感じで、家の中を一定の室温に保ちます。光熱費は標準的な4人家族でひと月2万円から2万5千円を想定しています。エネルギー事情が目まぐるしく変わる中、北国ではいかに小さなエネルギーで効率よく家を暖めるかが重要。そのためには断熱・気密がしっかりとれた高い住宅性能が必要です」と瀧本社長。省エネでエコな住まいづくりにいち早く着手し、つくり上げてきた高性能・高効率の省エネ住宅の理論とデータが、Hさん宅に活かされています。

 「デザインや性能面は大満足。ランニングコストはこれからの冬が楽しみです。建築中もいろいろ『こうしたい』という希望を伝えましたが、レスポンスが早く臨機応変に対応してくれたので、家を買うというよりともにつくり上げる感じでした。やはり地元工務店は近くにいる安心感がありますね」と、Hさんはその対応力も絶賛。長いお付き合いになりそうですと、嬉しそうに顔をほころばせていました。

#道央
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