2020年2月18日・19日札幌南例会
2020年2月18日・19日の2日間、札幌南例会が開催されました。
新型コロナウイルスの影響もありましたが、最新の注意を払って開催しました。
全員マスク着用、現場見学の前はアルコールによる消毒を行いました。
出発に際して本日は人数が多くバスに乗れない方も出そうなので、自家用車へ分乗して欲しいとのアナウンスが、事務局からありました。
ロビーから外に出てみると???現場見学への参加者が40人以上居るのになぜかバスが小さい
手配ミスで小さなバスが配車されたようで、大型バスが来るまでロビーで待機となりました。
この日の札幌は降雪により、道路が混雑していましたので、1時間ほど待機となり出発がかな遅れましたので、1物件見学を取り止めました。
最初の現場はキクザワさんの完成住宅です。
HEMS導入の現場で太陽光パネルが沢山付いていました。
2×6付加断熱で、とても暖かくエネルギー損失が無いゼロ・エネルギー住宅でした。
2軒目はシノザキ建築事務所さんの完成住宅です。
薪ストーブ1台で全室の暖房を行える住宅で、北海道産のくるみ無垢材を統一して使用しているそうです。
換気方式も床下を独自の技術の採用で、薪ストーブ1台で暖房う事を可能した様です。
3件目は高杉工務店さんの完成住宅です。
こちらの住宅も薪ストーブが採用されていました。
薪ストーブは北海道の住宅にとても似合っていますし、高断熱住宅ですと十分に暖かくなり、最近は採用する施主様が増えている様です。
ホテルに戻り、楽しみにしていた懇親会です。
挨拶がとっても短く撮影のタイミングを逃してしまいました。
終始和やかな雰囲気で懇親会が進み、最後はオブザーバーとして参加頂いた、ソトダン21様の高橋会長(高橋工務店様社長)の挨拶でお開きになりました。
2日目は2社の企業PRと、技術委員会からの実証実験の報告、講師2名による講演、全体討議と午前中に行うには、盛りだくさんの内容でした。
旭デュポンフラッシュパンプロダクツ様より、気密処理の新しい提案がありました。
旭化成建材様より、ネオマフォームの防火認定に関するスケジュールの案内がありました。
技術委員会からは共同研究を行っている、北海道能力加初大学校の足立准教授から、換気システムの可視化についての実証報告がありました。
空気の流れを見ることは難しく、レザーや塵、スモーク、CO2センサーによる可視化はとても興味深い内容でした。
講演は業界を代表する北海道住宅通信社/郡司様、北海道住宅新聞社/白井社長の2名から、「住宅業界これからどうなる?」といった内容での講演を頂きました。
なかなか難しいテーマでしたが、全体討議でも活発な意見が出て、とても良い内容でした。
内容ぎっしりの2日目でしたが、無事終了し解散となりました。