2014.02.20
2月 札幌アース２１・楔の会合同例会報告
２月１８日～１９日にわたり札幌にてアース２１本体と楔の会合同例会を開催いたしました。
楔（くさび）の会とはアース２１各社の専務など番頭さん的な立場の集まりの会です。
楔の会 会長の芦野専務の挨拶から始まります。
今回は現場に実際に行くのではなく、写真や図面を投影し会員の説明を聞くというスタイルでの現場公開としました。
始めに武部建設より３００ｍｍ断熱を施した改修工事です。
アシスト企画からは高橋氏から自宅の建築事案の紹介です、環境を生かし土間蓄熱や木製サッシなど実験としての要素も取り入れたものでした。
シノザキ建築事務所からはトータルコーディネイトを心がけた住宅を。
石塚建築設計からは１０年程前に新築した住宅とその増築の様子を。
そしてヨシケン１級建築士事務所は独自の工法を生かした豊かな間取りの住宅を。
２番目のプログラムは会員各社に仮想の同一住宅見積もりを提出してもらい比較するというものです。単に高い安いを比べるのではなく各社の仕様やこだわの違いを見るのが目的です。見積もり書自体も各社仕様ずいぶん違い、とりまとめと集計をした芦野社長は苦労ずいぶん苦労した様子でした。
樋口板金さんより３００ｍｍ断熱の際の窓周り防水の提言や、太陽光発電の問題点についての発表がありました。
そして在籍２０年の表彰と惜しまれながら今回の例会で引退を表明されたハウジンシステムの高橋社長の挨拶です。多くの会員が高橋さんの助言に助けられた経験を持っていると思います、寂しくなります。
２日目は経営コンサルタントの行平氏より組織としての社内人間関係の構築方法の教授を受けました。とても怖い顔から温かな話を聞くことができました。
温熱環境さんからの新たな断熱材のご紹介や各種委員会やグループ討論も行いそれぞれが言いたいことを言って聞きたいことを聞いて悩みや問題を共有する貴重な時間を過ごしました。
１日目の夜にはもちろんお酒の力を借りてのより深いコミュニケーションも場もあります。
