アース21 25周年記念九州例会
11月4,5,6日の3日間、アース21設立25周年ということで九州まで飛んで行き、九州の工務店さんの新築物件を拝見させていただきました。
北海道の夏を思わせるような気温25℃の中到着し、天候にも恵まれ南国の雰囲気に胸も高鳴りました。
真っ先に向かったのが、佐賀県小城市の山東美建さんの出来立てほやほやのモデルハウス。
モデルハウスと言っても住宅としての機能が完備されているわけではありませんが、十分に住宅の雰囲気を知ることができ、説明会などのイベントが行われるような空間となっています。坂本俊久氏の設計によりハイレベルな性能も備わっています。坂本氏ご本人による説明や社長さんを始めとするスタッフの皆さんに質疑に答えていただきました。また小城市名物の羊羹までメンバー全員に振舞っていただきました。
その後は、佐賀を後にして高速貸し切りバスに乗って一路鹿児島まで向かい ました。
3時間半もの間、道中アルコール無しで健全なひと時を過ごしました。
長旅から解放され、お疲れモードの中、8時からの懇親会の様子です。
薩摩名物の黒豚のしゃぶしゃぶをいただきました。
翌日は、ベガハウスさんのモデルハウスを見学させていただきました。
外壁の焼杉にインパクトを受け、また住宅全体もかなり高級感溢れるものでした。
社長さんを始め多くのスタッフの方たちに立ち会っていただきました。
住宅もさることながら、その営業の手法が画期的で勉強になりました。
続いて丸和建設さんのモデルハウスを見学させていただきました。
バッハを聴かせながら常温乾燥させた『音響熟成木材』による床材や化学物質を驚きの速さで分解してしまうという『幻の漆喰』などの部材が使われていて、その斬新さに興味を惹かれました。
バスの中では、P.V.ソーラーハウス協会の南野会長により鹿児島地域の実情を含めた観光ガイドをしていただき、中身の濃いレクチャーを受けることができました。
やがて昼食ということで、NHKの大河ドラマ『西郷どん』のロケも行われた仙厳園を訪れました。
窓から桜島を眺めながらの昼食となりました。
二日目ラストは、住宅展示場にあるシンケンさんの2001年完成のモデルハウスを見学させていただきました。
とかくモデルハウスと言えば新築がお決まりですが、暮らし続けて20年が経つとこうなるというモデルハウスもお客さんの知りたいところでもあるはずです。
二日目の見学を終え、一同は指宿温泉に投宿し、名物の砂蒸し風呂を体験しました。
いよいよ最終日、最後の見学先である尾辻建設さんの新築完成現場にお邪魔させていただきました。
専務さんにバスの移動から同行いただき、現地では社長さんにもご登場いただき、どんな質問にも率直に熱く語っていただきました。
住宅の間取りも奥さんが大喜びしそうなくらいユーティリティーが広くて印象に残りました。
その後、知覧武家屋敷群に寄り鹿児島空港から羽田を経由して各地へとメンバーは大満足で帰路に着きました。
この場を借りて、お忙しい中ご協力いただいた山東美建様、ベガハウス様、丸和建設様、シンケン様、尾辻建設様の皆様に心より感謝申し上げます。